仕事2!
仕事報告第2弾!昨日初めてカナダの一般家庭に伺ってきました。知り合いから紹介を受けての訪問でしたが、初対面に加え、もちろんのこと会話は全て英語です。
ダウンタウンからは少し離れたところにある一軒家のお宅。こちらでまだ車を持っていない私は日本と同様、電車とバスでの訪問です。地下鉄はよく使うので慣れているものの、バスはまだ数回しか乗ったことがありません。さらに先週末降った大雪が雪かきされてはいるのですが、歩道の両脇に山積。歩くのもままなりません。
バスがなかなかやって来ず、少し約束の時間に遅れてしまったもののどうにか無事到着。メールを数回やり取りしての訪問でしたが、迎えてくれたのは旦那様のMark。ピアノはお嬢さんがヤマハ音楽教室に通っているので弾くのですが、彼もギターを弾くそうで、自宅の地下には小さなレコーディングスタジオがあるとのこと。「Heintzman」という元はトロントで作られていたメーカーのピアノは(以前ご紹介した移調ピアノと同じメーカーです)、10年近く調律されていないようでだいぶ音が下がっていましたが、ギターとピッチを合わせたいので440Hzで、とのご依頼。約85年前に作られた彼のピアノは少しお疲れ気味で、急に音を大きく上げることに不安がありました。日本でお客様にご説明するのと同様調律前に、弦が切れる心配があることやその他起こりうる危険を説明したのですが、ちょっとしどろもどろ。事前に学習しておくんだったと反省しつつも、私のつたない英語での説明に対しMarkが「それはこういうこと?」と分かりやすく質問をしてくれたので、どうにか伝えられた様子。
四季はあるものの日本とは気温、湿度が大幅に違うカナダ。こちらのピアノはそれに対応できるよう、若干中の部品の造りが違うことがあります。そんな違いを見るのも楽しく、中を良く見たり、写真を撮らせてもらったりしていうちにあっという間に時間が過ぎてしまいます。
調律終了後、小学校から帰ってきたお嬢さんにピアノの試弾を頼んでみると、クリスマスソングを1曲弾いてくれたのですが、そんなところにカナダを感じ、なんだか微笑ましい気持ちになりました。
帰りは方向音痴の私を心配して車で地下鉄の駅まで送って頂きましたが、こんな私を快く受け入れてくれたこと、本当に感謝です。
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