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2007年12月

2007年12月27日 (木)

Merry Christmas!!

クリスマスも終わり、今年も残すところあと数日。日本は年越しの準備で忙しいことと思います。さて、こちらはと言うと…カナディアンの友達に聞いたところ、どうやら年越しよりもクリスマスに重きを置いているようで、日本の元旦と同じように、25日のクリスマスは家族や親戚と過ごすのだそう。イブは友達のパーティーに出かけるといっていましたが、日本のように恋人と2人で過ごす、という感じでもなさそうです。
我が家の今年のクリスマス。カナダに来て初めてのクリスマスはと言うと…せっかくだから大きなツリーでも買おうかと考えたものの、何となく決心が着かず買えずじまい。何度もデパートにオーナメントを見に行ったものの、気に入るものがなくて買えず。日本にいた時はちょっと奮発していつもはいかないようなレストランを予約して、ケーキを作って、とやっていたのに…今年は両日ともDVD鑑賞に終わりました。DVDを立て続けに4本見て気付いたら朝の4時。それから寝て起きたらお昼の1時…まさにお正月休みのようです。が、明日からまた仕事。今年は年末31日まで調律の予定が入っています。おせちと日本のお正月ムードがちょっと恋しい、そんな今日この頃です。Xmasp_2
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写真は友人がカードと共に持って来てくれたクリスマスプレゼントのお菓子と、知り合いの方に頂いたフラワーアレンジメントですが、我が家で唯一クリスマスらしいものです。家族や友人にギフトやカードを送るのが慣わしなのか、今一緒に働いている調律師からもカードと共にドライバー(調律師の必需品!)を頂いたのですが、そのカードには「辞書で調べて一生懸命書いたら10分かかった」と言う、日本語の文字が。私のたどたどしい英語に根気強く付き合ってくれる上、日本人の私を理解しようとしてくれる優しさ。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
DVD鑑賞に終わったクリスマスですが、カナディアンの温かさに触れ、素直な気持ちになることができました。

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2007年12月20日 (木)

仕事2!

仕事報告第2弾!昨日初めてカナダの一般家庭に伺ってきました。知り合いから紹介を受けての訪問でしたが、初対面に加え、もちろんのこと会話は全て英語です。
ダウンタウンからは少し離れたところにある一軒家のお宅。こちらでまだ車を持っていない私は日本と同様、電車とバスでの訪問です。地下鉄はよく使うので慣れているものの、バスはまだ数回しか乗ったことがありません。さらに先週末降った大雪が雪かきされてはいるのですが、歩道の両脇に山積。歩くのもままなりません。
Snow Heintzm





バスがなかなかやって来ず、少し約束の時間に遅れてしまったもののどうにか無事到着。メールを数回やり取りしての訪問でしたが、迎えてくれたのは旦那様のMark。ピアノはお嬢さんがヤマハ音楽教室に通っているので弾くのですが、彼もギターを弾くそうで、自宅の地下には小さなレコーディングスタジオがあるとのこと。「Heintzman」という元はトロントで作られていたメーカーのピアノは(以前ご紹介した移調ピアノと同じメーカーです)、10年近く調律されていないようでだいぶ音が下がっていましたが、ギターとピッチを合わせたいので440Hzで、とのご依頼。約85年前に作られた彼のピアノは少しお疲れ気味で、急に音を大きく上げることに不安がありました。日本でお客様にご説明するのと同様調律前に、弦が切れる心配があることやその他起こりうる危険を説明したのですが、ちょっとしどろもどろ。事前に学習しておくんだったと反省しつつも、私のつたない英語での説明に対しMarkが「それはこういうこと?」と分かりやすく質問をしてくれたので、どうにか伝えられた様子。
四季はあるものの日本とは気温、湿度が大幅に違うカナダ。こちらのピアノはそれに対応できるよう、若干中の部品の造りが違うことがあります。そんな違いを見るのも楽しく、中を良く見たり、写真を撮らせてもらったりしていうちにあっという間に時間が過ぎてしまいます。
調律終了後、小学校から帰ってきたお嬢さんにピアノの試弾を頼んでみると、クリスマスソングを1曲弾いてくれたのですが、そんなところにカナダを感じ、なんだか微笑ましい気持ちになりました。
帰りは方向音痴の私を心配して車で地下鉄の駅まで送って頂きましたが、こんな私を快く受け入れてくれたこと、本当に感謝です。

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2007年12月17日 (月)

仕事!

先週から少し本格的に仕事が始まりました。今までは知人の紹介で日本人の方のお宅に伺ってはいたのですが、先週からカナダ人の調律師と一緒に働くことに。
今の主な仕事先はYork Universityという大学なのですが、大きな学校でピアノが70台くらいあるそう。年に3~4回調律するそうなのですが、こちらは調律師不足。通常は1人で見ているそうです。
Yorku2 Yorku







生徒がいない時間帯が良いからと、朝の6時に作業開始!各教室の調律を休みなく続けます。学校にはホールもあるのですが、この日はこのホールを使ってレコーディングがあるとのこと。一緒に働いているカナダ人調律師アンドリューに勧められて、ホールの調律もやらせてもらいました。
彼とのやり取りは全て英語、私の語学力はイマイチ…
彼は紳士なので私が話すのを辛抱強く待っていてくれ、一生懸命理解してくれようとしますが、”調律師”という繋がりがあるからどうにか通じている状態です。語学ができなくても自分にできることがあるということの喜びと共に、仕事というプレッシャーから早く喋れるようにならねば、という焦り…と言いながらも、けっこう楽しく過ごしています。

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2007年12月 5日 (水)

クロワッサン

トロントは様々な国の料理が食べられて食に困ることはありません。が、1つだけ気になることが…。そう、美味しいパン屋さんが少ないのです。スーパーにはたくさんの種類のパンが売られていますが、日本で見るふっくらしっとりのパンがなかなか見つけられません。クロワッサンやペストリーもどことなく目が粗く、そして甘い…
ようやく見つけたのがこのお店。
Patacho1 Patacho2






通っている語学学校の向かいにある「Patachou」というフランス風のこのお店は、”パティスリー”と銘打っていますが、それ以外のメニューも豊富でちょっとしたディナーも食べられるようです。
授業の合間にある20分間のコーヒーブレイクの時間に、ケベック(カナダのフランス語圏)出身のクラスメートと毎日のように通っていますが、ここのお勧めはチョコレートクロワッサン!Patacho3中にもチョコレートが入っていて、これが最高です!!学校に通い始めてから本当に毎日のようにこのクロワッサンを食べていたせいか、気がついたら体重が3Kgほど増加…今日から自粛することにして、変わりにここのベーグルを買ってみましたがこれもなかなか美味。
ショーウィンドーの中のケーキも美味しそうなので、いつかチャレンジしてみます。

先週の土曜日から雪が降ったり止んだりを繰り返しています。歩道には10cmほど雪が積もっていますが、それにもめげず、明日もPatachouでコーヒーブレイクです。

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2007年12月 4日 (火)

和食パーティー

語学学校に通い始めて3週間。月曜日から金曜日まで9時からお昼休みをはさんで16時までの授業、久しぶりの学生生活です。学校の友達はほとんどが短期留 学で来ており、ホームステイをしています。毎晩のようにみんなで飲みに行く計画を立てているようですが、私は主婦の身…毎日おとなしく帰宅しています。そ こで先週末は友達を我が家に招いて和食ホームパーティーをすることに。
Hmparty2_2 Hmparty1_2





この日来てくれたのは日本、韓国、そしてアンドラ出身の友達。失礼ながら彼に会うまで知りませんでしたが、アンドラ公国とはフランスとスペインの間にあり、国土面積は468km²と東京都の約4分の1、人口は約7万人の小さな国だそうです。フランス語スペイン語を自在に操る彼は英語も達者。日本と韓国の文字に興味津々です。それぞれの国のお酒-ワイン、日本酒、百年酒(韓国のライスワイン)を飲みながら、それぞれの国の言葉、食べ物、日常生活などについて話します。
Okonomi 和食パーティーということなので、メニューは豚の角煮、肉じゃが、寄せ鍋に、日本人のクラスメートが作ってくれたお好み焼き、お刺身、お漬物、そして自家製梅酒(焼酎の変わりにウォッカを使用♪)に自家製梅干!日本人のクラスメート達は久しぶりの和食と言うことで英語で感動を表現してくれ、外国の友達は日本の家庭料理を食べるのは初めてだということで1皿1皿に興味を持ってくれ、材料、作り方などたくさんの質問をしてくれました。”煮物は何の調味料が入っているの?”、”梅って何?”、”漬物は何からできているの?”等など。中でもみんなから質問が多かったのが”この鍋のだしは何??”最後に食べたうどんとおじや(特別に両方やりました)を気に入ってくれた様子。
…実は昆布だしに日本の調味料メーカーの「割烹白だし」を加えただけの手抜きだしなのですが。。。もちろん「秘伝のだし」ということにしてあります。

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