トロント猛虎会
猛虎=タイガース…ここトロントの猛虎会は世界の中でも1、2を争う規模だそう。そして関西出身の我が夫は漏れなくタイガースファン。先日知り合ったトロント猛虎会の会長さんに誘われて会合に初参加してきました。
何を隠そう、私はタイガースがセリーグかパリーグかも危うい野球音痴。テレビのプロ野球中継など、珍プレー集を除いてまず見たことがありません。
私のタイガースについての知識と言えば「六甲おろし」という曲があるということくらい。「猛虎会」という何やら恐ろしい響きに「六甲おろし」が歌えなければ命の危険があるのでは…と恐れをなして、歌詞はおろか、メロディーさえも知らない私は会合に行く前にYou Tubeで「ハ-ンシーンタイガース」の部分だけ予習。
会場に到着するとタイガース半被(ハッピ)を着たご夫婦、「優勝」の文字入り鉢巻を締めたおじ様方、そして「タイガースカラー」と黄色い紬の着物を着て微笑まれるご婦人までもがいらっしゃいます。ただならぬ雰囲気をひしひしと感じ、巨人ファンの父を持つ私はドキドキしながら息を潜めます。
この会合のために球団オーナーより電報が届いたり、金本選手を始めとする5人の選手のサイン色紙やグッズが多数届いたり、と本格的。
そしてとうとう恐ろしい出来事が…
実はその日参加予定だった音楽家の方が、急遽欠席。その方の伴奏で「六甲おろし」を全員で歌う予定だったので、代わりの伴奏者を探していると言うではありませんか。…会長さんは私がピアノを弾くことを知っていらっしゃいます。とうとうこの瞬間が。。。
「実は、六甲おろしを知らないのです…」
「道頓堀へ飛び込んでもらわなくてはなりません」
さすがは会長。六甲おろしのメロディー譜を持っていらっしゃいます。それに夫の不確かな鼻歌より前奏を音取りし、会合の締めの「六甲おろし」伴奏を務めたのでした。…久々の緊張でした
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