Tec Tour in Toronto
今日から始まりました、トロントでのテックツアー。テックツアーについてはコチラ→http://mina-440hz.cocolog-nifty.com/blog/2008/05/post_83e0.html
今回は2週間の期間中、トロントはもちろんバンクーバーやオタワ、ナイアガラからも召集された合計7人の調律師がローテ-ションで4校を回る予定。初日の今日はトロント大学です。
1827年創立のトロント大学の敷地内には歴史的な建造物もあり、映画の撮影に使われることもあるとか。実は全く気付いていなかったのですが、夫が筝の演奏をしに週末よく通っていたロイヤルオンタリオミュージアム(ROM)も大学の敷地の一部だそう。ダウンタウンの中心地であるにもかかわらず、キャンパス内には木々が生い茂り、ランニングをしている人やベンチでくつろぐ人達がちらほら。トロント大学についてはコチラ→http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%AD%E3%83%B3%E3%83%88%E5%A4%A7%E5%AD%A6
9時から17時まで、途中お昼休憩を挟んでの作業。今日のメンバーは4人のカナディアン調律師+私。各人グランドピアノを1台づつ担当して調律、調整、整音をします。ちなみに調律師の仕事というと調律だけが良く知られていますが、下記の4つに分けられます。
①調律…音律を正しく合わせる
②整調(調整を専門用語化してこう呼びます)…タッチの調整
③整音…音色を作る
④修理…切れた弦を張り直したり、外装に付いた傷を直したり、作業内容は様々。
トロント大学にはお抱えの調律師がいるので、その人の要望や先生方の意見を聞きながら、作業を進めます。
ちょっとびっくりするのがお昼休憩。日本だったらさっさと食べて作業続行、と思うところがここはやはりカナダ?!みんな話好きなので休憩が長い!
そしてやっぱり未だに慣れないノースアメリカ標準の柔らかい音。。。
次回の稼動は月曜日。今日のトロント大学のお隣にリニュアルされたロイヤルコンサバトリーです。古い建物には行っていたけれど、新しいビルは今回が初めて。楽しみです。
ちなみにアグネス・チャンはトロント大学の出身だそう
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