« 2008年11月 | トップページ | 2009年1月 »

2008年12月

2008年12月29日 (月)

翌日

クリスマスパーティーの翌日、2日連続でHarry家にお呼ばれしてしまいました以前住んでいたウィニペグからお友達が遊びに来るそうで、ディナーに私たちもお呼ばれです。以前もお伝えしましたが、Harryは料理道具をいろいろ持っており、お正月も近いことだしみんなで餅つき機を使って餅つきをすることになりました。

Dsc03093 Dsc03095

この日のゲストのほとんどはカナディアン。日本の文化を広めるべくお餅の食べ方をレクチャーすることに。用意したのはぜんざい用の小豆、あべかわ用のきな粉、お雑煮、そしてからみ餅です。餡子は「red bean paste」としてこちらでも知っている人は多いのですが、きな粉とからみ餅は皆初めてだったよう。

Dsc03094

からみ餅は毎年父方の祖母が作ってくれる私の大好物。詳しくはコチラ

大根の種類が日本と違い若干辛かったのですが、久しぶりに食べるからみ餅はとっても美味 カナディアンたちは大根自体家で調理をすることがないらしく、もちろん生の大根は初めて。大根おろしの辛味にちょっと驚いていたようでした。一番受けが良かったのはあべかわ餅。甘い方がお好みのようです。前日ターキーの作り方をHarryと共に教えてくれたKatharine(キャサリン)は料理好きで、きな粉に興味津々。きな粉と砂糖の割合や、その他にどういう利用法があるかなどたくさんの質問を受けたので、余ったきな粉をお土産に渡すととっても喜んでくれました。

今回使ったHarryの餅つき機はカナダで購入したそうですが象印の海外向けの商品で、もち米を蒸すところからでき、さらに味噌作りまでできるもの。むかーし、家にも餅つき機があった記憶はあるのですが、最近のものがこんなに進化しているとは知らず、日本人ながらびっくり。

蒸しあがったもち米でおにぎりを作りお醤油をつけて食べる楽しみもしっかりレクチャーし、その他にも磯辺餅、揚げ餅などまだまだいろいろな食べ方があることも伝えて、カナディアン達に楽しんでもらえたよう。。。でも一番楽しんでいたのはきっと私です思いがけなく食べることができたからみ餅。やっぱりお正月は日本が恋しい。

Dsc03096 Dsc03100

この日のディナーのメインはカニ。前に教えてもらったものと、カレー味の2種類、もちろん生きたカニを使っての調理です。写真右はローストビーフ。Harryの料理道具の一つ、ロースターを使って牛肉の塊を1時間半かけて回転させながらじっくりロースト。簡単なのにこれが本当に柔らかくて美味!ロースターの機械が欲しくなってしまいました。この他にもサーモンのホイル焼きやベイクドポテト、スペアリブなどお料理はたくさん。クリスマスパーティーに引き続きお腹いっぱいご馳走になりました

Dsc03032

これはKatharineの飼い犬、Katy。とっても人懐っこくお座り、お手、ハイタッチができる賢い犬でした

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年12月28日 (日)

クリスマスパーティー

夫の知人にお招きを頂き行ってきました、クリスマスパーティー!以前もお邪魔したことのある、前回カニ料理をご馳走になったHarryのお宅です。
今回は私のお願いを聞いてもらい、ターキーの作り方を教えて頂くことに 本では見たことがあるけれど、実際に見るのは初めての体験です。

Dsc03027 Dsc03030

用意されていたのは15パウンド(7kg弱)もあるターキー。とっても大きく感じましたが、これでも小さい方とのこと。あまり小さすぎると骨ばかりで肉が少なく、食べにくいそうです。
まずは中をきれいに洗います。胴体の中に切り落とされた首と心臓、レバーが入っていました。それらを取り出し中を流水で洗い流した後、キッチンペーパーで水気をふき取ります。この作業、ターキーが重いので「男性の仕事」とのことで、夫が挑戦!確かにとっても重そう 洗いながら臀部と首付近の余分な脂肪を取り除きます。脂肪は必要だけれど、多すぎるとしつこいので。

Dsc03033 Dsc03036

次は中に詰めるスタッフ作り。既にスタッフも詰められて売られているものもありますが、今回は手作りです。
ターキーのジュースを良く吸い込ませるため一夜自然乾燥させた食パンを角切りに。そしてベーコン、セロリ、玉ねぎを炒めたものをパンと合わせ、レーズンを追加。味付けは塩コショウとドライセージで。このスタッフは各家庭によっても違うとか。日本で言うお雑煮みたいなものでしょうか?

Dsc03037 Dsc03039


ターキーにスタッフを詰めますが、コツはあまり詰め込まないことだそう。入れすぎると中の空気の循環が悪くなって焼きあがりに時間がかかるので、適度な空間を残して詰めるのがいいそうです。詰め終わったらピンで口を止め、皮をパリッと焼くのと乾燥を防ぐためバター、サラダオイル、塩コショウを合わせたものを刷毛で表面に塗り仕込みは完了。
写真右、ちょっと見に辛いかもしれませんが、焼いている途中に出てくる脂分にターキーが漬からないように足つきの金網に乗せています。

Dsc03042_2  Dsc03045

焦げるのを防ぐため皮の薄い首周りと上面をホイルで覆い、180度のオーブンで6~7時間焼きます。焼き時間はターキーの大きさによるそうです。最後の1時間になったら焦げ目を付けるためホイルを外します。家庭によってはターキーから出てきた油を表面に回しかけながら焼くこともあるそうですが、今回は最初に塗ったバターとサラダオイルのみ。
ターキーが焼けるのを待つ間つまみ食いをしていたのが、写真右の「カバッサ」というポーランドのソーセージ。スーパーで小分けにされたものを買ったことはありましたが、こんな本格的なものは初めて。薄切りにしていただきましたが、これが本当に美味 焼いてもおいしいですが、個人的にはそのまま食べるほうが好きです。しょっぱからず、燻製された香りも後を引きます。

Dsc03048 Dsc03054

オーブンに入れてからは、ボクシングデー(Boxing day)でセール中のショッピングモールに行ったり、Harryのピアノを調律したりしながら待つこと6時間
とうとう焼きあがりました!!美しい黄金色。表面は見るからにぱりぱり、完璧な仕上がりです。

Dsc03061 Dsc03076

焼いている途中にターキーから出てきたジュースはグレービーソースの材料に。脂肪分と分けて茶色いジュースのみを使うそう。そこに水、塩コショウ、セージ、マッシュルームを加え煮立て、コーンスターチでとろみを付ければ出来上がり。この日は前回作ったターキーのジュースを使って既にグレービーソースが作られていました。ソースの他にもこれを使って作るスープも美味しいとか。ターキーエキスが詰まったジュース、美味しくないはずがありません。写真を撮り忘れましたが、もう1種類クランベリーソースも用意されていました。ターキーにはこの2種類のソースが定番のようで、缶詰のものを良く見かけますが、今回は両方とも手作り。クランベリーソースも生のクランベリー、梨、りんご、オレンジジュースとレモンジュースを使って作ったそうで、缶のものに比べて甘さも控えめで酸味が心地よく、とってもフレッシュ。アイスクリームに掛けても美味しそうな味でした。

Dsc03079 Dsc03087

ターキーの他にもパイナップルとハムのグリル、マッシュポテト、コーンのバターソテーなどたくさんのお料理が用意されていました。ターキーはホストのHarry本人が直々に切り分けてくれます。この日は6人でのディナーでしたがみんながお腹いっぱいに食べても、4分の1がやっとなくなったくらい。このターキー1羽で12人分はあるそう。お客さんをたくさん呼ばないと翌日からはターキーサンド、ターキースープ、ターキーパイ…ターキー料理を食べ続けないといけない羽目に。。。
初めてのターキー作り体験。見た目にはそんなに難しくなさそうに見えましたが、シンプルなものほど奥深いもの。
ぜひ日本で作ってみたいものですが、これを作るには大きなオーブンが必要…。そしてたくさんのゲストもです。。。一人で作れるようになるのはいつになることでしょうか

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年12月26日 (金)

Merry Christmas!

クリスマスも終わり日本はもう正月ムード一色のことと思いますが、こちらは引き続きクリスマスムードのまま。明日26日は知人のクリスマスパーティーにお呼ばれしています。
さて、今年はお腹の中の我が子と迎える初のクリスマス。つわりはようやく治まったものの、あまり無理もできず家でゆっくりと過ごすことに。

Dsc03020 Dsc03021

明日お呼ばれしている知人のパーティーでターキーを頂くことになっているので、我が家ではチキンのグリル。お腹が空いていたので盛り付けもそこそこに デザートはどうしても食べたかったイチゴのショートケーキを作りました。こちらも生クリームが足りずデコレーションが不完全ですが…近頃何をするにも腰が痛くて根気がない
来年はきっと忙しくなるんだろうな…と思いつつ食後はDVDを見ながらゆっくり過ごしました。

Dsc02996
こちらはボスからのクリスマスプレゼント。なんと緑色のチューニングハンマーです。元は木目で茶色だった柄の部分を私の好きな色に塗装してくれたそう。しばらく休業中で復帰したくてムズムズしていたので、なんとも嬉しいプレゼントです。そろそろ復帰できるかな??

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年12月12日 (金)

胎動と栗赤飯

先日初の胎動を感じました。それまでも微かにぽこぽこしている感じはあったのですが、腸にガスが溜まってる?とういうような感覚だったので、はっきりとは自覚していなかったのです。一度はっきりと感じた後は毎日のようにぽこぽこ。特にご飯を食べた後はよく動くようで、気になって生のお腹を観察していたら、ぼこっとお腹の表面が波打つように動いていました。そういえば超音波のときも技師の人を困らせるくらいちょろちょろ動いていた我が子。落ち着きないのはきっと父親似です

Dsc02972_2 Dsc02970_2

初胎動のお祝いに、と言うわけではなく、無性に食べたくなってようやく作った栗赤飯。こちらでも大分前から栗は出回っていたのですが、つわりのせいで食べる気も作る気も起こらず…だったのです。
栗赤飯は大好物で時期になると母が2~3回は作ってくれていました。私が手伝うのは栗剥きだけ。実は栗剥き、大好きな作業なんです。ナイフや竹串を駆使しながら、きれいに剥けた時の達成感!自己満足の世界ですが。結婚してからは栗剥きも手伝わず、出来上がったものを届けてもらっていたので、実は未だ一人では作ったことがないのです。母はちゃんと蒸し器で蒸していましたが、今回は日本から送ってもらったインスタントの「赤飯の素」を使って炊飯器でそれでも十分美味しくできました。日本の栗とは種類が違うのか、いつも買うより少し小さめで見た目はぱっとしなかった栗でしたが、とっても甘い!ぽくぽく具合も申し分なく、大満足です。もう一回食べたい…けれど、赤飯の素はもうないので、次回こそ一から手作りチャレンジです♪

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年12月 7日 (日)

残り物で

ボスの誕生会の為に買った春巻きの皮が未だ冷蔵庫の中に。買ったときに既に冷凍されていたので再冷凍は気が引ける…。
ちょうどケーキ用の生クリームも余っていたのでキッシュを作ってみることに。
Dsc02966 Dsc02968

これが意外な美味しさ。春巻きの皮は水分にも強いので、焼き上がりも穴があくこともなく、油っぽくないのでついついたくさん食べてしまいます。強いて言えばぱりぱり過ぎて切るのが大変。今回の具は家にあった玉ねぎ、ハム、ジャガイモです。シーザーサラダと共に美味しい週末のブランチになりました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

なす?

つわりも少し軽くなってきたこの頃、ようやくスーパーに行って買い物を楽しむ余裕が出てきました。散歩がてら行ったLOBLAWSで見つけた不思議なナス。
Dsc02963 Dsc02965

一つは紫色と白のしましま。そしてもう一つはなんと真っ白。しましまの方は前にも見たことがあって気になっていたのですが、真っ白のは初めて。最初見たときは小さな大根かと思いましたが、手触りは立派なナス。どんな味なのか気になって一つずつ購入しました。
何を作ろうかな~、と考えていたところ週末に夫がナスとチーズのオーブン焼きを作ってくれるとのことで、早速それぞれ半分ずつ使ってトマトソースで煮込むことに。料理はあまりしたことがないけれど、料理好きな夫は私が妊娠してからは週末に何かしら作ってくれています。出来上がりのイメージはあるようなのですが、そこに到達するまでの手順が分からないようで、食材をどのくらいの大きさに切ればいい?とか、どれくらい煮込んだらいい?とか、いろいろ質問がやってきます。回りに色々なものを飛び散らせながらの調理風景は後片付けを考えるとちょっと複雑な気にもなりますが、作ってもらえるだけでありがたいのでそこはぐっとこらえてまた色々な「隠し味」を入れるのが好きなようで、調理中は大丈夫かな…と思うこともあるのですが、出来上がりはいつも何故か美味しい
今回のオーブン焼きは当初「ナスとチーズの」だったのに、色々な野菜とパスタまで入って、ボリュームたっぷりのグラタンが出来上がりました。また隠し味には砕いたカシューナッツが。これが意外な食感で美味!熱々を食べたくて写真を撮るのを忘れてしまいましたが…。問題のナスは日本のナスより身がしっかりしていますが、米ナスほど固くなくジューシーで煮込みには良いかも知れません。真っ白なナスはやはり火を通すと茶色く変色してしまうのでちょっと残念な気もしますが、食感はしましまとあまり変わらないようでした。
残りはナスの挟み焼きでもしてみようかと思っています。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

誕生会

先日ボスが誕生日を迎えました。日頃の感謝をこめて、特に産院探しでは本当にお世話になったので、我が家で誕生会を開くことにしました。
ボスの奥様、共通の知人を呼んでのパーティー。メニューは何にしようかと考えたのですが、ボスの好きな「たこ」をメインにすることに。
Dsc02805 Dsc02806

そこで今回我が家のたこ焼き器を初使用。「大阪の人と結婚するなら必需品」と、結婚祝いに友人からもらったのですが、夫曰く家ではたこ焼きを作ったことがない、とのこと。お好み焼きはよく食べていたらしいのですが。初使いだし、自分で作るのも実は初めて。でも案外見た目もきれいにおいしくできました。トロントにはお好み焼き屋さんはあるけれど、たこ焼き屋さんはないそうでみんなにも好評。
そしてボスの好物「たこの刺身」。近くに日本人の方が経営するお魚屋さんがあるので、この日のためにお刺身盛り合わせを「たこを多めに」注文。写真右のお刺身に伸びている大きな手はボスの手です。
食べるのと話すのに夢中でほとんどの写真を撮るのを忘れていましたが、最後は手作りバースでケーキにろうそくと花火を挿して、皆でハッピ-バースデーを合唱。
これにはボスも喜んでくれたようでした。日頃の感謝の気持ち、少しは伝えられたかな??

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年12月 1日 (月)

衝撃の事実

5ヶ月、17週目に入りそろそろお腹の子も耳が聞こえるようになるようなので、音楽を聴く時間を増やすようになりました。そして生まれた後よく寝てくれる子になるよう、お腹にいる今のうちから洗脳すべく子守唄を歌ってみようかと思ったのですが、私が小さかった頃に母が歌ってくれた子守唄は2曲ありました。
1曲はオーソドックスな「ねんねんころりよ おころりよ」と誰もが知っている江戸の子守唄。
そしてもう1曲は「1匹かと思ったら2匹這いこんだ~、2匹かと思ったら3匹這いこんだ~…」というもの。江戸の子守唄と同じメロディーに乗せて1匹2匹3匹…と延々続きます。何かがどこかに這いこんでいるらしいのですが、正体は不明。ただただ這いこみ続けるのです。小さいながら屋根裏にねずみが這いこむのをイメージして聞いていたのですが、実際自分が歌うにあたって何が這いこむのかが妙に気になり始めました。
で、調べた結果衝撃の事実が。→コチラ
母がこの歌詞の全てを知っていたかは未確認ですが、これを全て歌われていたら寝るどころじゃなくなりそうです。想像するだけでも痛々しい…面白いけど。
私も何が這いこむかは伏せて、ただただ這いこませるだけにしようと思います。
同じように我が子も大きくなってからその衝撃の事実を知ることでしょう

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2008年11月 | トップページ | 2009年1月 »