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2009年3月

2009年3月30日 (月)

7パウンド

先週は仕事関係や友人たちと一緒に昼も夜も外食続きだった夫。
それに引き換え先週は天気が悪く引きこもりがちで、突然の「夕食いらない」攻撃にちょっとイラッとしていた私。それに、一人で外食をするのは平気なのですが、一人夕ご飯を家で食べるのがどうしても苦手…実家にいた期間が長いので、会話なく夕ご飯を寂しく食べるのがどうしても嫌なのです。なので、先週は「夕ご飯いらない」という電話の直後に一人ディナーを食べるべく日本食レストランに行ってみたり、ケサディーヤをテイクアウトしてみたり。

そして週末は夫にお願いをして、飲茶を食べに連れて行ってもらいました。
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連れて行ってもらったのは「Lai Wah Heen
ダウンタウンのメトロポリタンホテル内にある中華料理のレストランで、カナディアンもお勧めの有名なレストランです。どうしてもエビ蒸し餃子が食べたかったのです。さすがホテル内のレストラン、雰囲気と接客はとても良く、そしてもちろん肝心の飲茶はもちろん美味。

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デザートに頼んだココナッツ饅頭。お腹の子にも見せてあげたいと、早くも母親気分


そして今日は定期検診の日。午後からだったので、その前に夫と共にランチです。
パスタが食べたいね、と車を何となく走らせ見つけたお店「Zaffron」。外観からはイタリア料理のお店とはわからなかったのですが、何となく入ってみると良さそうな雰囲気。

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お店には窯もあって、ちょっと厚めのクラフトの焼きたてのピザが美味しい!もちろん本日のパスタ、グリルドチキンとパプリカのクリームソースも美味しく、満足です。

さて、お腹も満たされ気分よく向かった定期検診。体重測定で前回より7パウンド=3.2キロ増。これまで急激な体重増加のなかった私なので、
「いったい何を食べたんだ?」と紳士なDr.Nicholsonもびっくり。
「日本にも帰ったし、まあいろいろと。。。」
最近日本では妊婦の体重増加にとても厳しいと聞いていますが、こちらはそれほどでもない様子。
推奨されている体重増加の値は20〜30パウンド(=10〜14kg)。20週までに約4kg、その後は週ごとに500gづつ増えるのが理想的だとか。

突然の体重増加…やっぱり、食べ過ぎだったのでしょうか?
でも、「な〜にも問題なし」と、Dr.Nicholson。なので、まあいっか。。。
お腹の子も日に日に力強くなり、胎動も嬉しいけれど痛くて仕方のない毎日。予定日まであと1ヶ月ちょっとです。
そういえば、9ヶ月のうちに超音波をしてもらえると聞いていたのですが、今日Dr.Nicholsonに確認したら「問題ないから、なし」とのこと。。。前回見たのは6ヶ月の時。その時は女の子ということだったけれど、本当にそうかな…?

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2009年3月27日 (金)

Kosher

Kosher(コーシャー、コーシェル)、聞いたことがありますか?
「Kosher」とは、ユダヤ教徒が食べることのできる食品のことで、ユダヤ教の食事の戒律「カシュルート」に従った食べ物ということだそう。
●4つ足の獣のうちひづめが分かれていて、反芻(一度飲み込んだ食べ物を再び口の中に戻して、再咀嚼する)する動物は食べても良い。
●水中生物で、ヒレとうろこのあるものは食べても良い。
●肉と乳製品を混ぜてはいけない。乳は命を象徴し、食肉は死を象徴するため、混ぜることはタブーだそう。
などなど、厳しい戒律があるそうです。

人種の坩堝、トロント。スーパーに行くとインド、タイ、イタリア、中国、日本などなど、各国の食材、調味料が並んでいますが、気になっていたのがこのKosher。
知人から、血抜き処理をされたKosherのお肉がおいしいと聞いたのです。

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Kosherの鶏もも肉。これを見つけたのはCOSTCOです。日本にいた時からよく利用をしているのですが、2人家族には経済的ではないし、1つ1つ値段をちゃんと見てみると意外に安くはないので私は消極的で、炭酸水と飲料水をまとめ買いする時くらいしか利用しないのですが、なぜか我が夫はCOSTCO好き。週末になると「COSTCO行く?」となります。
このもも肉は20枚くらい入っています…。でも興味も手伝って買ってみると、確かに美味しい!臭いがほとんどありません。

ネットで調べてみると安全で高品質というだけでなく、カシュルートはラードやバターといった動物性油を禁じているので、ダイエット食品としても人気を読んでいるとか。
肉類と乳製品の食べ合わせも禁じていて、これらは一緒に食べると血糖値が急激に上昇し、体脂肪になりやすいので避けるのは理にかなっているそうです。日本でも「ナチュラルローソン」や外国製食品を扱うスーパーにもKosher食品は置いてあるそう。

「おいしいから」という理由で買ってみたKosher、こういう感覚の違いが埋まることのない溝なのか。。。と、毎日の食卓の中で考えてしまった出来事でした。

ちなみに写真右は「鶏肉のピーナツバター焼き」。どこかで食べたかレシピを見たか定かではありませんが、最近たまに作る1品で、ナンプラーをもみ込んだ後、ピーナツバター(砂糖入り)をもみ込み、片栗粉をつけて焼いたもの。えぇ〜、っと思うかもしれませんがこれが意外な美味しさご飯に合います。この日は片栗粉の代わりに「タピオカ粉」をつけて焼きました。最近はまっているタピオカ粉についてはまたの機会に。。

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2009年3月23日 (月)

日本帰国、そして

すっかりご無沙汰してしまいました。
2月23日より予定通り日本帰国、3月15日に無事にトロントに戻って参りました。
久々の日本、つわりの時には夢にまで見た日本食の数々を思う存分堪能し、妊婦であることで周りの皆には気を使ってもらい、幸せな帰国でした。

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この時期、日本までの直行便はなく今回はシカゴで乗り換えることに。今回の航空券はとある日系団体開催、新年会の余興ゲームで当たった景品だったので、もし乗り換えでシカゴ発の飛行機を逃した場合はアウト。出発時は雪が多かったトロントは飛行機の遅れは日常茶飯事、それに加えシカゴ、オヘア空港は巨大な上に初めての場所、さらに帰国は私一人、妊婦でフットワークが重い…ということで大事をとってシカゴで前泊することに。泊まったのはシカゴ空港に直結しているヒルトン。妊婦じゃなければダウンタウンに宿を取って町を散策するところですが、今回は我慢。暇なので第5ターミナルまである空港内をモノレールに乗って散策し、時間を過ごします。
いつもはAir Canadaで帰国するのですが、今回は初のJAL。行きの飛行機はマーチブレイク(北米では3月半ばに春休みがあり学校も休み、またその時期に休暇を取るビジネスマンが多いそうです)前だったのでガラガラ。妊婦であることを伝えると、自由に使って良いと横に3席分、席をいただきました さすが日系、サービスも細やかで、時々様子を見に来てくれたり、ブランケットをかけてくれたり、と至れり尽くせり。おかげで何事もなく日本に到着したのでした。


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帰国してからの予定は
実家滞在→夫の実家:大阪へ(夫と合流)→実家。
まずは実家で母の手料理、夢に出てきた日本食の数々を食べ尽くします。ちなみに写真左はヤマザキパンの「ミニスナックゴールド」。味は至って普通のデニッシュですが、なぜかこれがつわりの時から度々夢に現れて食べたくて食べたくて仕方がなかったのです。その話を母にしておいたところ、帰国したその日に既に用意してくれていました そして、とんかつ。揚げ物続きで胃もたれしている友達にわがままを言って付き合ってもらいました。念願のとんかつ。感動です。


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実家で10日ほど過ごした後は夫と合流し、大阪へ。今回は成田→伊丹便に初めて乗りました。
大阪ではうどん「つるとんたん」、夫熱望のラーメン。。。そしてスカイプでは顔を見ていたものの実際に会うのは初めての昨年7月に産まれた姪っ子との対面!


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そして義母との小旅行、岡山〜京都。今回嬉しい初対面第2弾は「グランドピアノ」
岡山のお家にと、夫の親戚の方より頂いたピアノ。実は競売で格安で手に入れたものらしいのですが、これに会うのが今回の大きな楽しみの一つでした。30年以上は経っているものですが、第一印象はなかなか 今回は調律と軽い調整をしましたが、これから徐々に手を入れていく予定です。山の中に立つ家で、その自然の中にいるだけでも楽しい岡山でしたが、これでまた行く楽しみが増えました。

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夫の実家から電車で15分の京都。関東出身の私にとっては「観光地」の代表格で、家族旅行、修学旅行などで度々訪れている場所ですが、近くに住む義母にとっては近すぎてかえって遠い場所なのだとか。有馬か、どこか近場の温泉に、ということだったのですが、身重の私を気遣ってくれた義母の提案で、今回は京都に宿を取っての町探索です。

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桜もまだまだのこの日は少し肌寒い陽気。薄い足先だけの靴下を履いていた私に義母からのアドバイスで厚めの靴下を買うことに。。。結果、写真右のような足下になりました 京都らしく足袋風の梅柄靴下です。。。
途中ぜんざいで一休みし、義母に散々心配されながらも、気がつけば5時間以上も歩き続けていました。トロントでは歩道に雪、そしてなにより外気が寒すぎてそうそう長いこと歩くことには消極的でしたが、日本滞在中は観光、買い物と何かと長時間歩きました。でもその方が体にも良いようで、今までちょっと大変だった寝返りが楽になったりして体力もついた気がするし、なによりぐっすり眠れます。

最後は再び私の実家に戻り、週末には家族とともに御宿にある農家レストラン「愚為庵」で食事。
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地元で取れた野菜、魚を使った料理は素朴ながらも美味しく、中でも大根をくりぬいて器にした茶碗蒸しは美味!残念ながらこの日は雨でしたが、庭では鴨たちが元気に走り回っており「田舎」度満点。

久々の日本、妊婦として帰った今は今までとは違い、思うところもあり、3週間ほどの滞在でしたがあっという間でした。来月は母親が出産の世話をしにこちらに着てくれる予定
それにしても日本、気温は暖かいけど家の中は寒かったな〜
戻ってきたら雪も消え、トロントはすっかり春の気候です

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