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2009年4月 7日 (火)

板橋区

トロントからオンタリオ湖沿いの南西約70kmに位置するBurlington。先週末、そこで行われたコンサートに行ってきました。Burlington…あまり馴染みのない市だったのですが、実は板橋区の姉妹都市だそう。
コンサートは市が所有する高校生を主体とする金管バンドの演奏によるもの。一緒に行った夫の同僚スティーブは20年前にそのバンドのメンバーだったそうで、その当時姉妹都市である板橋区に演奏旅行に行ったとのこと。今では日系企業に勤める彼、年に何度か日本出張がありますが、初めて日本を訪れたのはその時だそうで、とても印象に残っていると言っていました。

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華々しいスタート。司会者もかつてテレビのお天気お姉さんを勤めていたちょっと有名な女性だそう。2400人収容のホールも1階席は何となく埋まっており、賑やかな感じです。

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総勢100人はいるでしょうか?赤い衣装に身を包んだバンドのメンバーの演奏は迫力満点。007のテーマやオペラ座の怪人のテーマなど演奏されましたが、面白かったのは「君が代」と「さくら」。アレンジはこのバンドを指導している方のものらしいのですが、これがいつも日本で聞き慣れているとは違って新鮮。日本の五音音階を意識しつつも西洋の12音階のアレンジが何となくくっついていて、不思議なムードが漂っていました 「さくら」は何と銅鑼(ドラ)の衝撃的な1発から始まります。日本人の私たちが聞くと嘘っぽいのですが、これがカナディアンから見た日本のイメージなのだと思うと「〜らしさ」について私たちが何かについてイメージしているものも、こういう距離感があるのだろうと考えさせられるところがあります。

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圧巻だったのはドラムライン。リズムというとても原始的な音楽の要素に改めて惹き付けられます。これには客席もスタンディングオベイション。
実は板橋区にもBurlingtonにも何の縁もない私ですが、フレッシュな高校生の演奏から日本を改めて感じる良い機会が持てました。

さて、コンサートの後は会場から近くのスティーブのお宅へお邪魔。彼は3ヶ月前にパパになったばかり 今後の勉強を兼ねて伺います。
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お土産は定番になりつつある市松模様のクッキー。ラッピングも和紙を使って。
残念ながらお宅での写真はありませんが、とっっても穏やかなご夫妻。終始にこやかに赤ちゃんに接しています。そして、赤ちゃんはもちろん、お互いを褒める!なかなかこれを日本語でやるのは難しいけれど、ちょっと自分を顧みた一コマでした


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