Prenatal Education②
先日第2回目の両親学級に行ってきました。今日のお題は「無痛分娩」。
日本では普通分娩が主流ですが、カナダでは80%が無痛分娩とのこと。日本のように辛いことに耐えるのが美しいとされる根性論が通用しない国民性からでしょうか?
今回は初めてのお産でどの程度痛いものなのかは未知の世界、そして稀ではあるようですが副作用や後遺症が心配なこともあり、まずは普通分娩でいこうと心に決めてはいましたが、無痛分娩に付いて興味があるのも事実。ネットや本では調べていましたが実際の様子はいまいち想像が付きませんでした。
講師の説明後、双方の陣痛から分娩までの様子をビデオで見ます。
ビデオによるとあまり早く打ちすぎると陣痛が進まないので、子宮口が2.5〜4㎝開いた時点で麻酔を打つそう。麻酔後は下半身がきかず歩けなくなるので、ベッドの上で横になってなくてはいけないのが普通分娩とは違うところ。
講師の説明によると背中に打った麻酔はお産の間チューブが繋がっており、その先にはボタンがあって自分で麻酔を痛みに合わせて調節できるとのこと。
ビデオでの双方の様子は明らかに違いました。無痛分娩の妊婦さんは周りの人と笑顔で会話をする余裕があるのに対して、普通分娩の妊婦さんは終始うなりながら涙を流しています。…無痛分娩楽そうだな…
ビデオの普通分娩の妊婦さんが無事出産した瞬間には、見ていた両親学級参加者から歓声のような安堵の声が上がりました
無痛分娩の後は陣痛対処法。今回は氷を使った方法です。まずはそれぞれに片手に小盛りの氷を手渡されます。痛みのピークが来たら氷を片手に握って浅い口呼吸、ピークが過ぎたら氷をパートナーに渡しゆっくり鼻で吸って口で吐く深いリラックスの呼吸。これはどうやら氷の冷たさで気を紛らわす作戦なのですが、氷が冷たすぎて掌が痛い…確かに気が紛れるかもしれないけれど、実際陣痛が来ていたらそんな余裕はなく、その氷をパートナーに投げつけてしまいそう
これは授業の最後にもらったBirth Plan。
●無痛か普通分娩か?
●陣痛対策に使いたいもの、したいことは?
◇バスタブ/ジャグジー/シャワー
◇散歩
◇温・冷パック
◇マッサージ
◇自分のパジャマを着る
◇持参した音楽を聴く
etc...
●”いきむ”時にどうしたい?
◇スクワットバーを使う
◇あぶみは使いたくない
etc...
●赤ちゃんが生まれたら
◇出てきた直後に胸の上に乗せたい
◇抱く前にブランケットで包んで欲しい
◇写真/ビデオを撮りたい
etc...
等々、紙の両面にびっしりと色々な選択肢が書かれています。また自分の希望を自由にかけるスペースもあって、その名の通り自分で自分のお産計画が立てられるようになっています。実際はどこまで病院側が実行してくれるのか、また自分にその余裕があるのかは分かりませんが、前もって考える機会を与えられることは受け身ではなく、積極的なお産に繋がり、恐怖感も和らぐように思います。日本でもこういうのあるのかな?
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