こども

2010年10月27日 (水)

Halloween!

ご無沙汰している間にすっかり秋も深まり…と言ってもこちらカリフォルニア、朝晩は冷えるものの、未だに日中は半袖でいられる日もありますが…。ハロウィンの季節になりました。
丁度去年の今頃はカナダからの異動に伴い、私と我が子は日本で待機中だったので特にハロウィンらしいこともしませんでしたが、我が子も歩けるようになった今年。はりきって衣装を探しに出かけました。
そして、

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選んだのがこちら。一目惚れです。もちろん私の。。。

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私たちが住んでいるコミュニティのPumpkin Patch(パンプキンパッチ…ハロウィンの時期になると期間限定で出店されるカボチャ売り場。子供向けに日本のデパートの屋上にあるようなアトラクションが併設されていることが多いようです)が近所の広場で行われたので、ここぞとばかり衣装を着て行ってきました。
が、なぜかクモの被り物は泣いて嫌がる我が子。それがこの衣装の売りなのに…。
偶然会った、以前一緒の幼児クラスに通っていたお友達はイチゴちゃん。
プリンセスや虫にしてもてんとう虫など、だいたい女の子はかわいいものに変装していることが多く、クモは異質だったようで、すれ違うたびにクモ、クモ、言われていました。あぁ、ごめんね我が子。
大きくなってから写真を見て聞かれるかもしれないなぁ、なんでクモ?って。
それは母の趣味です。

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お友達とポットラックのハロウィンパーティーを公園でやったので、こんなのを作ってみました。
全貌はこちら。

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ハロウィン当日は何を作ろうかなあ。

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2010年9月 9日 (木)

久しぶりの…

すっかり更新がご無沙汰になってしまいました。
もともと日中のお昼寝の時間が短い我が子。12ヶ月を過ぎた頃は30分を2回してくれていたのに、近頃では11時前後に1回。添い寝すれば2時間くらい寝てくれる日もあるのですが、一人だとやっぱり30分前後。私の視線を注がれたい我が子、日中パソコンに向かっていると、私が座っているキャスター付きの椅子を押してパソコンから遠ざけようと必死です。というわけで、これはなかなか更新が出来ない言い訳です
カリフォルニアでの生活も8ヶ月が過ぎ、親子共々だいぶ慣れてきました。
我が子は慎重なようで、15ヶ月に入ってようやく一人歩きも安定。最近は市が主催する親子教室に参加したり、近所の公園に行ったりと行動範囲も広がってきました。


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今朝起きたら家の前の道路が濡れていました。どうやら昨晩雨が降ったようですが、前回降ったのはいつだったか…。忘れてしまうくらい久しぶりの雨。
止んではいるものの、空は未だどんより。日が出ていないせいで少し肌寒いので、お出かけするのをやめて家でゆっくりするとに。
パンだったり、シリアルだったり、流行の廃りはやりは早いのですが、我が子の最近のブームは白ご飯。なので、朝ご飯はおにぎりにすることが多いのですが、今日は時間があったのでスコーンを焼きました。私に似たのか、クッキーやケーキ、スコーンなど、粉ものは廃れることなくいつでも大流行。どんな時でも喜んで食べてくれますが、特に焼きたては分かるようで、「もっともっと」を何度も繰り返し、びっくりするぐらいの量を食べてくれます。いつもは我が子用に砂糖、バターを加減したお菓子を作りますが、最近買ったのレシピで作った今日のスコーンは我が子も一緒に食べられます(写真はアレンジして自分用にグラニュー糖をまぶして焼いたものですが)。あつあつを私も我が子も「もっともっと」と、たくさん食べました。


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日本は猛暑が続いているようですね。カリフォルニアの夏は初体験でしたが、どうやら今年は冷夏だったようで、クーラーをつけた日は数える程。日中は日差しは強いものの日陰に入ると肌寒い日も多く、想像していた「カリフォルニアの夏」とは少し違いました。
写真は、そんな中暑い日を狙って行った近所のプールでの光景です。魚のように水が大好きな夫に比べ、水が怖く未だに泳げない私。どうやら我が子は私に似てしまったよう…おそるおそる水に近づくものの、顔に水がかかると逃げ惑っていました。顔は完全に夫に似てるのになぁ。。。

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2010年5月29日 (土)

初の2人旅行〜Vancouver〜

出張の多い我が夫。先月は出張が重なり、半分くらいは家にいたでしょうか?
結婚当初はそんな夫の出張に合わせてこっそりと一人旅行に度々出かけたものでしたが、多民族文化のトロントに越してからは街自体が面白く、また慣れない英語での一人旅に不安があったこともあり、すっかり大人しくなっていました。。が、カリフォルニアに越してきて4ヶ月。一人旅の芽がむくむくと。。。
車を手に入れたので運転が出来れば少々の遠出もできるのですが、未だ高速にも乗れず…。
やはり飛行機で移動するしかない…と、一人密かに旅の計画を練っていたのですが、当てにしていた航空会社のマイルがあと少し足りず
仕方がないので、出張で貯めたマイルを潤沢に持つ夫に打ち明けることに。一人ならまだしも、我が子との2人旅行などあっけなく却下されると思いきや、意外な反応。
「行ってきたら?」
しかも、マイルもプレゼントしてくれるとのこと。なんて素敵な旦那様なのでしょう(何かやましいことでも
ということで、晴れて我が子との2人旅行決行です。
行き先はカナダに住んでいながら行ったことがなかったバンクーバー。ロサンゼルスからは飛行機で3時間程なので、程よい距離です。
22日朝、日本出張に出かける夫と予定を合わせロサンゼルス空港まで車で出発。我が家からは1時間ちょっとの道のりなのですが、電車がないため空港までは車、若しくはシャトルを使うのが一般的なよう。
先に飛行機に乗る私たちを見送ってくれた夫でしたが、我が子をこよなく愛す彼がぽつりとつぶやいた言葉…
「子供と2人きりで旅行、いいなぁ」 ……卒乳したら父子でも行ける…かもね。

行きのフライトは3席並びの窓側、運良く真ん中の席は空席、そして通路側は子供好きなお兄さんだったので、いないいないばあをして遊んでもらったりしながら、我が子も機嫌良くあっという間にバンクーバーに到着。
ちょっと厳しかったのが入国審査。
「その子の親はあなただけ?」「父親がいますけど…」
「その父親は今どこいるの?」「日本へ向かう飛行機の中ですが…」
「彼はあなた達が旅行すること知ってるの?」「もちろん」
「では、彼からの許可証は持ってる?」「許可証??持ってませんが…
というようなことを執拗に聞かれました。夫からの許可証なんて。。と驚きましたが、近年不法移民が問題になっているため、審査も厳しいようです。
なんとか無事にカナダ入国。初めての2人旅行の地は我が子の生まれた国、と言っても、残念ながら記憶には残らないでしょうが。


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予約をしていたホテルにチェックインすると、通されたのはルームナンバー「444」…なんか不吉だなあ。
気を取り直して早速観光へ。先ずは観光案内所へ行き情報収集。そして、そのすぐ近くのカナダプレイスを散策していたら、泊まっていた船が出港するところに立ち会えました。我が子はぐっすり、夢の中でしたが。

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ストローラーを押しながらダウンタウンを端から端まで移動し、夕ご飯はDenman St.にある洋食屋さんで。

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いつもは茹でた角切り人参はぺっと口から出すくせに、このグラッセは喜んで食べていた我が子。やっぱり美味しいものは分かるのね。
フライトも周りの人に恵まれて問題なく、離乳食も後期になりだいぶ食べられるものも増えてきたので、1日目は思ったよりも順調な滑り出しでした

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2010年5月 4日 (火)

祝☆1歳

May Day生まれの我が子、1歳を迎えました。

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つい1年前のことなのに、もっと前のことのように感じられます。
カナダで生まれ、アメリカに引っ越し。あっという間の1年でしたが、私達にとっては遠く、憧れだった海外も、我が子にとってはそうではなくなるのでしょうか。この子が大きくなった頃はどんな世界になっているのでしょうか。


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1歳の誕生日プレゼントは木馬ならぬ「木ムース(Moose)」と、靴。我が子、未だ2足歩行は気分が乗らないようですが。お誕生日おめでとう、そして生まれてきてくれてありがとう。

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2009年12月29日 (火)

クリスマスケーキの味

久しぶりに実家で迎えるクリスマス。今年は我が子も加わって賑やかに過ごしました。

離乳食も進み少しずつ食べられるものが増えてきた我が子。彼女にとっての始めてのクリスマスが楽しいものとなるように、ケーキを作ることにしました。

まだ生クリームはちょっと早いので、代わりにクリームチーズと水切りしたヨーグルトに少量の砂糖を混ぜてデコレーション。バナナ入りのブッシュ・ド・ノエルです。

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我が子サイズ、10センチのケーキ。喜んでくれるかなー…

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…あっという間にゆきだるまもなぎ倒され、ケーキは揉みくちゃ。まあ、ちょっとデコレーションが雑だからいいんだけどね。。

さて、喜んでくれるか反応が楽しみなひとくちめは。。。

眉間にしわを寄せて口を大きく開け、身震いをしながら何かを訴えている模様

めげずにもうひとくち。。。。。

今度は手を口に入れ、中のケーキを掻き出している模様

そうでした、我が子はヨーグルトが苦手。クリームにヨーグルトを使ったのが間違いでした。甘いから抵抗がないかと思ったのですが…子供は正直です。

結局この後、母に止められながらもあと数口あげてみたら慣れたようで、食べてくれました。が、改善の余地あり、です。

初めてのクリスマス、我が子にとって楽しいものとなるはずがこんなことに。

ちなみに大人用はお店で買ってきたおいしいケーキでした

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2009年12月22日 (火)

冬至

日が沈むのがずいぶん早くなりました。

当初の予定ではすでに渡米しているはずだったのですが、未だ住む家も決まっておらず、もう少し日本滞在が長くなりそうです。

冬至の今日、朝の離乳食はかぼちゃのおかゆ。

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だいぶ食べ物を食べることに慣れてきたようで、好きなものは自ら口を大きく開けてくれるようになりました。かぼちゃは甘いせいか大好きなものの1つで、今日も嬉しそうに食べてくれました。副菜のカリフラワーの豆乳スープはまずまずのようでしたが…。

同じ素材でも、だしの味が利いている時は嬉しそうに食べてくれるのです。やはり味が分かっているのでしょうか?舌は3歳までにできるそう。何事も三つ子の魂なのですね。将来食べることを楽しめるようになってくれたらいいな。

さて、長くなった日本滞在。時間もあるので編み物を始めました。…と言っても編み物は小学校の時にメリヤス編みを少し編んだくらい。鈎針を使うのは初めてなのです。

我が子に帽子を編んであげたくて本を買ったのですが、初心者の私にはちんぷんかんぷん…。編み物経験者の母に教えてもらうことに。

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…思い通りのものができたのですが、私が参加したのは帽子についている花と紐のみ結局母が編んでくれたのでした。

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そこで我が子のために初めて編んだのがこちら、くらげのあみぐるみです。

基本的な編み方ができるようになったので、それらを使って作ったオリジナル

なぜくらげか?作り始めたときに白い糸しかなかったからです。

さて、冬至の今夜のお風呂。赤ちゃんも柚子風呂に入っていいものか、未だ家族で論議中です。

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2009年11月11日 (水)

日本帰国と離乳食

ばたばたの引越し作業を終え、アメリカビザ所得のために帰国したのが約20日前。

夫の実家→私の実家に移動しましたが、いいですね~、私以外の目があるというのは。今まで日中は我が子と二人きりの生活だったので、よく動くようになってからは目が離せませんでしたが、今は、「ちょっと見てて」と家族に任せることができ、出産以来初めてゆっくりお風呂に入ることができました。

多くの人に囲まれて嬉しいのか、心配になるほどのハイテンションだった我が子も少し落ち着いたよう。腰も強くなり、まだ不安定ですがひとりで座れるようになってきました。

そんな我が子、満6ヶ月を迎えたので今月から離乳食を始めました。5ヶ月頃から始めてもいいようですが、引越し、帰国などで落ち着かないこともあったし、何より日本のおいしいお米を食べさせてあげたかったので少し遅いスタートとなりました。

初日はスプーンで食べるのが珍しかったのか、スプーンを近づけるとパクッと自分から口を持ってきていたのに、2日目以降は一転。おかゆが口に入ったとたんに顔全体を歪ませて、今までに見たことのないような渋~い顔。

慣れないせいかな?と思ったのに、イートインできるパン屋さんに行った時のこと。

母と二人でサンドイッチを食べていたら、じーっと私たちの口元を見ている我が子。食べたいのかな?とパンを口元に持っていくと身を乗り出して「パクッ」 プレーンなパンだったので少しちぎってあげてみると、にこにこしながら美味しそうにもぐもぐ。

顔は完全に夫似の我が子ですが、私に似てどうやらパン好きのようです。

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2009年10月 3日 (土)

パスポート。その用途。。

今日は申請していた我が子と夫のパスポートを取りに、領事館までお出かけ。
天気予報は降水確率90% ですが、週末から主張に出かける夫のため、どうしても今日中に取りに行かなければならないのでした
領事館があるのはダウンタウン、ビジネス街の中心地。存在は知っていたけれど外を歩くのが好きなので今まで通った事がなかったPATH。さすがは雪国のカナダ。ダウンタウンの中心部は地下街が繋がっていて、地上に出なくても移動できるようになっているのです。
今日初めて利用したのですが、地下鉄の駅を中心にホテルやデパート、大きなビジネスビルの地下が繋がっており、フードコートやお店が延々と連なっています。バリアフリーも徹底されているようで、我が子を乗せたストローラーも問題なく移動できました。
最寄りのKIng駅から領事館までの道のり約10分間無事濡れる事なく、途中ちょこちょこお店をのぞきながら楽しんでお使いをしてきました。

さて、パスポート。どうせならと日本、カナダ両方のパスポートをこの機会に取っておこうと、事前に写真を撮りにいったのですが、カナダのパスポートは5cm×7cm、顔の大きさは31〜36mm以内。対する日本のパスポートは4.5cm×3.5cm、顔の大きさは34mm±2mm、更に頭の上の余白は4mm±2mmと割と細かく決まっています。
最初に行ったのはカナダ政府の建物の中にある写真屋さん。パスポート申請と同じビル内にあるので撮り慣れてるかと思って行ってみたら…「赤ちゃんの写真?ちゃんと撮れるか保証できないよ」と始めから乗り気ではないカメラマンのお兄さん。「旦那さんは一緒じゃないの?」…なんで写真を撮るのに夫がいなければいけないのか不思議に思いながら、取ってみて納得。そこには子供用の椅子などはなく、どちらにしろ我が子はまだ一人で座れないので、片手でお尻の下から体全体を持ち上げ、もう片手は首を固定。この時私の手や指が写ったらいけないそうなので、角度にも気を使いますが、7キロを超えた我が子。私の細腕はプルプルっ しかもカメラ目線で写っていなくてはいけないそうで、撮影は難航。。。というか、早々にカメラマンは「だから言ったでしょ」と、元々なかったやる気を更に失っていた様子
「次は旦那さんと一緒においで。まあ写真屋はうちだけじゃないからね」と言われ、さすがにちょっと私も「なぬっ」。。。その足で近所にある別のカメラチェーン店に向かいました。
そこでは裕次郎のように片膝を立て、そこに我が子を座らせ首を固定。にこやかなお兄さんによる撮影もあっという間に済んで、あんなに苦労したのが嘘のよう ですが、苦労はその後。
カナダ用のは問題なかったのですが、日本用の写真のサイズがなかなか合わない。
1度目は明らか顔が小さすぎ。もう一度やり直してもらってもまだ小さい。。3回目は縦が4.5mmない。。親切なお兄さんもさすがに笑顔が引きつってきましたが、こちらも受理されずやり直しになるのも大変なので譲れません。定規片手にもう一度やり直してもらって、4度目の正直。ようやく完璧な仕上がりになりました。日本人は細かいと思われただろうな〜…。
ちなみに、同じお店で後日撮ってもらった夫の証明写真。大らかな夫は気にせず1発OKを出して帰ってきましたが、案の定顔の大きさが2mm小さい。。。ですが無事受理されました。お兄さんごめんね

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写真はダウンタウンをぶらぶらしながら見つけたGODIVAの新作ハロウィンチョコレートは、形に負けて一人ティータイム用に購入。ショーケースを物色していたら店員のお姉さんが新作チョコを一粒味見させてくれました。太っ腹です ちなみに日本では「ゴディバ」の発音で知られているGODIVAですが、こちらでは「ゴイヴァ」と発音します。IKEA=アイケア、vitamin=ヴァイタミン…「I=アイ」と発音する事が多いようですが、ゴダイヴァと聞くたびになぜか「ガンダーラ、ガンダーラ」と頭の中で響く私。

さてさて、なぜこの時期にパスポートを申請したかと言いますと、実は夫が異動になったのです。
次の土地はアメリカ、カリフォルニアです。アメリカは旅行でも行った事がなく、実は今まであまり興味を持った事がなかった国。カリフォルニアに至ってはこんなイメージしかなく(昔深夜によく見ていました)、自分が住むなどとは夢にも思わなかった土地ですが、巡り合わせとは面白いものです。どんな生活になるのかはわかりませんが、我が子(夫もね)との生活はどこに行っても楽しい事間違いナシ、です。

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2009年9月28日 (月)

カナディアンロッキー Banff~Jasper ②

4日目はバンフからジャスパーへの移動日。

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300kmの道のりを、途中Payto Lakeや、Columbia Icefieldを見ながら北上します。
が…今回は釣り旅行。途中何気ない気持ちで選んだTaylor Lakeへのハイキングコース。インフォメーションセンターでもらったハイキングマップによると、湖までは6km、4〜5時間のアップダウンのコースとのことだったので、途中釣りが出来そうな川に出たらそこで引き返すことに。
歩く事1時間半、道はずっと上り坂、水の音はするものの行けども行けども川らしきものは現れません。重い調律鞄を持っての外回りで鍛えた私の足、ちょっとしたハイキングなんかでは余裕のはずなのに、カナダの車生活、そして1年弱の妊娠生活で弱ってしまったのか、この日はなかなか思うようには足が進まず、川が出てくるまでもう少し、もう少し、と夫にだまされつつも2時間の上り坂でもう限界。途中からペースの遅くなった私の代わりに7kgの我が子と、それと同じくらいのリュックサック両方を一人で担ぐはめになった夫、体力はある方だけれどさすがに口数が減って行きます。「後10分歩いても川に行き当たらなかったら下山する」という約束で最後の力を振り絞るものの,結局水の音は遠くなって行くばかり。
車を止めた場所にようやく帰り着くと、2人とも達成感でいっぱい。何もやり遂げていないのですけれど…。
Jasper2日目はムースの次に見てみたいと思っていた鮭の産卵。Jasperから車で1時間ほどのFraiser Riverの上流、Valemountという町へドライブです。ちなみに鮭の産卵は英語で「Salmon Run」というのですが、現地のレストランのお姉さん曰く今年は8月の末がピークだったそうで、お姉さんも毎年うっかり見逃してしまうとか。時すでに遅し、私が見られたのは数匹の死骸 我が身を懸けて出産をするだなんて、つい数ヶ月前出産をした私は妙な親近感を鮭に覚え、感慨に浸ります。

さて、釣り旅行ではこの後Moose Lakeという小さな湖に寄りました。名前からしてもここで野生のムースに出会えるのではないかという期待が高まりましたが、ムースどころか魚さえも一向に姿を現さず。夫はブラッド・ピットにはなれず。。。

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カナディアンロッキー Banff~Jasper ①

カナダに来てから絶対に行ってみたいと考えていた場所のひとつ「Lake Louise レイクルイーズ」。
夫の遅めの夏休みに合わせて先週1週間、Banff〜Jasper旅行に行ってきました。
トロントからはカルガリーまで3時間のフライト、そこからはレンタカーを借りて動くことにしましたが、我が子は泊まりの旅行も飛行機も初体験!子連れでの搭乗は初めてでしたが、今回利用したWest Jetはストローラーを機体の入り口で受け渡しができ、搭乗も優先的にさせてもらえたので出だしは順調。心配していた機内でも我が子は離陸の直前に寝てしまい拍子抜けするくらい、何事もなくカルガリーに到着したのでした。
Banff3泊、Jasper2泊、Lake Louise1泊の計6泊の旅行。私の目的は「レイクルイーズと野生のムースを見る事」ですが、夫は十数年前学生の頃、短期留学した際に主な見所は見てしまっているためちょっとテンションは低め そこで旅を楽しむため釣り道具をBanffにて購入し、「Fly Fishing旅行」に勝手に変更 旅先で何度か釣りをしているのですが、未だ1匹も釣れたのを見たことがありませんが…まあ良しとしましょう。

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初日はカルガリーでレンタカーを借り、バンフに到着したのは20時過ぎ。なので釣り旅行は2日目から始まりました。インフォメーションセンターで得た情報を元にフライフィッシングができそうな川や湖の周りのハイキングコーズを探し、ハイキング→釣り、が今回の旅行のパターン。写真は3日目に釣りをしたBow River。山に囲まれた川へはハイキングコースがあるものの、ほとんど自然のまま。観光のピークが過ぎていたせいか、湖までの道のりでは誰にも会う事がありませんでした。そしてなんとここで野生のエルクに遭遇。釣りをしていた川の対岸に何か動くものがいると思ったら、立派な角を持ったエルクでした。未だ魚の姿は見えませんが、ムースに会える期待が膨らみます。

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バンフではこの他ゴンドラに乗ったり、温泉に行ったり。ホテルのすぐ近くにあったUpper Hot Spring。近くでは硫黄の臭いがしましたが、温泉と言ってもこちらでは源泉を消毒しているため臭いはなく、水深も深く水着着用なので温水プールのよう。温泉は初めての我が子でしたが、新生児用の防水紙オムツをもらって水温39℃の温泉初挑戦。お風呂は大好きな我が子ですが、みんなの注目が集まったせいか最初はちょっと緊張気味。泳げない私は抱っこをしているのがちょっと心配なので、夫に預けようと渡した瞬間に大号泣「普段誰が面倒を見ているかはっきりわかるね」なんて、周りのおじさんに突っ込みを入れられているかわいそうな夫。いえいえ、ちゃんと面倒は見てくれていますよ。でもちょっとムフフ。。
始めは緊張していた我が子も次第に慣れたようで、初めての温泉を楽しんでいたようでした。
いつも通り21時前後、本格的に寝入る時間帯には泣くものの、それ以外は本当におとなしく、思ったよりも順調な旅が続きます。

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